FXってどんな注文方法があるのかな?
FX投資で、必ず知っておいた方が良い注文方法があるので紹介するね。
そもそもFXには下記の様に5つの注文方法があります。
1・成行注文
2・指値/逆指値注文
3・OCO注文
4・IFD注文
5・IFD -OCO注文
上記の1・成行注文以外の2・3・4・5は4つとも予約注文になりますが、この予約注文を使いこなすことで、出来るだけ時間を有効的に無駄のない、そしてチャンスを逃さずリスクを避けて取引をする事ができるワケです。
どう言うことでしょうか?順に見ていきましょう。
目次
1.成行注文
成行注文は、字の如く成り行きのままに「良し、今買って(売って)おこう」と注文を入れることです。
予約は「ある条件に達したら注文を入れよう」と言う取り決めをして行う予約注文のことですが、そもそもなぜ予約をするのでしょうか?
いくらレートが気になるからと言って、我々も人間ですので24時間パソコンやスマホに張り付いて、チャートを見ているわけにはいきません。睡眠も取らなくてはいけませんし、サラリーマンであれば仕事もあるでしょうし、ずーとチャートにしがみ付いている事は現実的にもできません。
そこで例えば、「買い」の注文を入れたいとします。
現在1ドル102円だったとして、100円まで下がってから買いたいと考えていても、いつそこまで下がるかも分からないですよね。
じゃあ仕事も放ったらかしにして、寝るのも我慢してチャートにしがみつくのかって、そんなことできないですよね。
そこで、100円になってから「買う」と言う予約を入れるのです。そうすれば、100円に到達した段階で自動的に注文が実行されるのです。
とても便利ですよね。
では順に具体的に予約の注文方法を見ていきましょう。
2.指値(さしね)/逆指値(ぎゃくさしね)注文
指値も逆指値注文も、新規で注文する「新規注文」でも、すでにポジションを持っていて決済としての「決済注文」としても使えます。
指値注文とは・・・
まず指値とは、「買い」にしても「売り」にしても現在よりも有利になってから、約定させたい時に使う大変便利な機能です。
○新規注文
例えば「買い」の場合は
現在が1ドル100円だったとして、現在よりも有利な99円になってから新規で買いたいと考えていれば、新規で1ドル99円として指値注文を入れます。
例えば「売り」の場合は
現在が1ドル100円だったとして、現在よりも有利な101円になってから新規で売りたいと考えれば、新規で1ドル101円として指値注文を入れます。
とても分かりやすいですよね。
◇決済注文
既にポジションを持っている場合には、1ドル99円で買って現在が1ドル100円だった場合に、
既に1円分の利益が出ていますが1ドル100円50銭になってから売りたいと考えていれば、
決済で1ドル100円50銭として決済注文を入れます。
利益をここで確定させたいと思うところに設定して注文をするわけです。
逆指値注文とは・・・
指値注文の逆と言う意味になりますから、現在よりも不利になったら「買う」「売る」と言う場合と、現在よりも不利になっても「買う」「売る」と考えれば理解が早いかと思います。
①前者の、現在よりも不利になったら「買う」「売る」は、決済注文の時の心理を考えればわかります。
例えば
1ドル99円で買っていたドルが現在100円50銭になって利益が出ていたとします。でもこのまま上がり続けるかわかりませんし、逆に下がり続けて損をするかもしれません。そこで、ここまで価値が下がったら諦めて決済しようと逆指値を設定して注文ができます。
この場合なら例えば1ドル100円の逆指値を設定しておけば、どれだけ下がったとしても99円で買ってるわけですから1円分の利益は確定させられます。
次にロスカット機能として・・・
そしてもう一つ大切なロスカット(損切り)として機能することです。
例えば1ドル99円で買っていたドルが、現在98円80銭だったとします。既に20銭分の損をしているわけですが、50銭分以上の損はできないと言う時に98円50銭で逆指値の注文を入れておけば大きく下がっても大きな損失の拡大を回避する事ができるわけです。
②後者の現在よりも不利になっても「買う」「売る」は、新規注文の時の心理を考えればわかります。
例えば
新規で「買い」を考えている時に、本来ならば現在よりも安くなって有利になってから買いたいと普通は考えますが、このラインをブレイクすると買い注文が大量に入りそうなポイントがあったときに、現在よりも不利になっても「ここで買おう」と言うところに逆指値を入れて「買い」の新規注文をするわけです。
馴染みにくい感じがしますが、トレンドにのって勢いがつく時には有効と考えられます。
3.OCO注文
上記を理解できれば、応用予約注文を紹介します。
OCOとは「One Cancels the Other」の略で、同時に2つの注文を入れて、片方の注文が約定した時に、残りの片方の注文が自動的にキャンセルとなる注文方法です。
この注文は新規で注文する場合の「新規注文」や既にポジションを持っている場合での「決済注文」で使うことができます。
ではどの様な考えで注文をするか見てみましょう。
新規注文での活用・・・
例えば「新規注文」の場合、現在のレートが100円だったとします。
1.101円になったら「売り」で注文したい
2.99円になったら「買い」で注文したい
1と2の考えがあった場合、OCOではこの2つの注文を同時に注文可能にするのです。
但し、1つの注文が約定すれば、もう1つの注文は自動的にキャンセルになります。
決済注文での活用・・・
既にポジションを持っている場合での活用になります。
例えば分かりやすく100円で買いのポジションを持っていたとしましょう。
そこで2つの考えがあったとします。
1.101円になったら利益確定で「売り」の決済をしたい。
2.99円になったら、もうこれ以上の損はできないという事で、
損失確定(ロスカット・損切り)の「売り」注文をしたい。
OCOでは、この2つの考えを同時に注文することができるのです。
但し、1つの注文が約定すれば、もう1つの注文は自動的にキャンセルになります・
大切なのはリスクコントロール
このようにOCO注文では、自分がポジションを持っていた時に有利な変動によって、注文した値に到達すれば利益を確保することができますし、逆に不利に相場が変動した際に許容範囲内で損失確定を設定しておけば、FXをするにあたって非常に大切で有るリスクコントロールをすることができ、その手段としてはとても有効です。
4.IFD注文
IFD注文とは、「IF DONE」の略で一般的には「イフダン注文」と呼ばれている注文方法です。
このIFD注文は、簡単に言えば「新規注文」と「決済注文」をセットにして注文する事になるので非常に便利です。
あらかじめ新規と決済を注文しておくわけです。
大まかに言えば、自分が設定したポイントに到達したら自動的に「新規注文」をし、自分が設定したポイントに到達したら「決済注文」をしてくれると言う事です。
例えば現在のレートが100円だったとします。
99円になれば「買い」の注文を入れたいとすれば「新規注文」を99円で「買い」に設定をします。
思うように相場が変動し99円に到達すれば、自動的に「買い」でポジションを持つ事になります。
が、ここで肝心なのは次の決済をどこで設定しておくかです。
有利に相場が動いた時の利益確定か、不利に相場が動いた時の損失確定(ロスカット)かのどっちかになりますが、
有利に相場が動いた時の利益確定狙いならば「指値」で設定して、逆に不利に相場が動いた時の損失確定(ロスカット)ならば「逆指値」のどちらかに設定する事になります。
この場合、例えば99円で買いのポジションを持った後に100円に相場が有利に動いたら利益を確定(売り)したいと考えるなら
「決済注文」を「指値」で100円に設定しておきます。
逆に99円で買いのポジションを持った後に、相場が不利な方に動いたとして損失の許容範囲が98円と考えるなら、損失確定(売り)として
「注文決済」を「逆指値」で98円に設定します。
なのでこの場合は
IFD注文(指値)の場合 【新規注文】99円になれば買い 【決済注文】100円になれば売る
IFD注文(逆指値)の場合 【新規注文】99円になれば買い 【決済注文】98円になれば売る
と言う事になります。
5.IFDOCO注文
「3・OCO注文」と「4・IFD注文」が理解できればIFD OCO注文の理解は簡単だよね?
そうだよ、単純にIFD注文とOCO注文をプラスしたのがIFD OCO注文だからね。
「4・IFD注文」で説明した様にIFD注文では「決済注文」を「指値」か「逆指値」のどちらかしか設定できませんが、IFD OCO注文では「決済注文」を「指値」と「逆指値」の両方を設定することができるのです。
有利に相場が動いたら利益を確定したい「指値」と、不利に相場が動いた時のこれ以上の損失はできないと言う損失確定(ロスカット)の「逆指値」の両方を設定する事ができるわけですから、いつも相場に張り付いているわけにはいきませんので、非常に便利になります。
IFD OCO注文をまとめると
例えば現在のレートが100円だったとします。
99円になったら「買い」、その後100円になったら利益を確定し、
98円まで下がったら損失確定(ロスカット)をしたいと考えていたなら
IFD OCO注文として
【新規注文】99円 買い 【決済注文】 指値・・・100円 売り 逆指値・・・98円 売り
として設定をします。
例えをもう1つ現在のレートが100円だったとします。
101円になったら「売り」、その後100円になったら利益を確定し、
102円にまで上がったら損失確定(ロスカット)をしたいと考えていたなら
IFD OCO注文として
【新規注文】 101円 売り 【決済注文】 指値・・・100円 買い 逆指値・・・102円 買い
として設定をします。
以上5つの注文方法を見てきましたが、2・3・4・5は予約注文です。
なかなか、相場に張り付いていられないのが現実だと思いますので、それぞれのスタイルに合わせた活用ができればとても便利です。
上手く取り入れていきましょう。



